外壁塗装・屋根塗装専門店のプロタイムズいわき店です！

今回のブログを執筆させていただく

外装劣化診断士の田中です！

屋根や外壁の他にも塗装によるメンテナンスが不可欠な所は多々あります。付帯部（破風・軒天・樋など）に加えて「ウッドデッキ」もその一つです。

ウッドデッキに関してはDIYが浸透した現在では、
「ウッドデッキは自分で塗装してみよう！」と思われている方も多いのではないでしょうか？

今回はそんなウッドデッキへの注意点・ポイントについて書いていきたいと思います。
※木製・樹脂製などがありますが、今回は木製のお話です。

■木部の特性・特徴を知る

木部（木材）はもともとは生き物（有機物）で、
建材となってからも呼吸・伸縮を行っています。つまり変化があるということです。

また、当然「木」ですから何もせずに放置してしまうと、腐ってしまったり、水分が蒸発し「痩せて」いってしまいます。

また、適切な処置をしていない木材は「シロアリ」を
呼び込む要因の一つになってしまいますので注意が必要です。

そんな木部には、木の呼吸を妨げずに、腐敗などから守ってあげるための定期的な処置が必要となります。

■木部への塗料

木部の塗料には大きく分けて2種類の物があります。

■浸透タイプ
・木材に、染み込ませる形で使用する為、木目等の質感を活かした仕上がりになる。
・木部自体に劣化（日焼けなど）がある際は、そのまま塗装すると
それらを反映してしまう。
・塗膜を形成する「造膜タイプ」に比べて耐久性は低い

■造膜タイプ
・木材の上に塗膜を作るため、浸透タイプよりも耐久性が高い
・塗りつぶすことになるため、木目などは失われてしまう。

木本来の風合いを活かすことを目的とするならば「浸透タイプ」
耐久性を重視するならば「造膜タイプ」といった風に、どちらにもメリット・デメリットはありますので、目的に合わせて選定をすると良いでしょう。

近年はコロナウイルスの影響によって、お家時間も増えて、ウッドデッキでバーベキューをしたり、ゆっくりと休日を過ごす方も増えたといいます。

定期的なメンテナンスを行い、長くご使用して頂ければと思います。

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