いわき市外壁塗装・屋根塗装専門店のプロタイムズいわき店です！

今回のブログを執筆させていただく

外装劣化診断士の田中です！

外壁材には種類がありますが、その中の一つ「窯業系サイディングボード」は現在新築住宅で最も使用されている建材と言われています。
（全体のおよそ80％程ともいわれています）

そんな人気のサイディングボードですが、その特性をきちんと知っておかないと、重大な劣化を起こしてしまいますので注意が必要です。

■サイディングボードとは？

サイディングボードとは、建物の外側に貼る外壁材です。そのため、施工性に優れ費用も抑えられることもあり人気となっています。

ボード自体は内容成分の8割がセメント質で出来ているため、表面を覆っている塗装の防水性が低下・失われると雨水を吸い込んでしまうようになっていきます。

また特徴として目地と呼ばれるボードとボードの間や、窓周辺などの開口部に防水材の「シーリング」が充填されています。そのシーリングも劣化していくと大きな雨水の流入元になってしまいます。

そのため、定期的なメンテナンスが必要不可欠となります。

■サイディングの劣化

サイディングの劣化症状には下記のようなものがあります。

・変退色（色褪せ）
・塗膜剥離
・藻の発生
・クラック（ひび割れ）
・凍害
・反りの発生

そして劣化の中には塗装によるメンテナンスで対応できないものもありますので、重要なのは劣化が発生する前にメンテナンスを行うこととなります。

例えば「反りの発生」は塗装によって改善ができない劣化の一つです。

反りは防水性が低下した状態で雨の日などに水分を吸収し、その後日中に暖められて乾くという、「湿気と乾燥」を繰り返すことで発生します。

軽微な状態であれば、新しくビスの打ち直しを行う事で抑えたりして漏水を防ぐ措置を行う場合もありますが。その際劣化が重度の場合、破損の恐れもあります。また、あまりにも反りが大きくなりすぎてしまうと、元に戻すことが出来ません。

現在は14mm以上のサイディングボードが主流になりましたが、昔は12mmと薄く反りやすい物もありますので、早めのメンテナンスが重要になってきます。

塗装では出来ないメンテナンス（交換工事等）は費用の面でも大きくなってしまいますので、定期的な診断を受けることがおすすめします。

プロタイムズいわき店では「診断・お見積り無料」のため、
少しでもお家のことが気になりましたら、お気軽にお声掛け下さいませ。

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