いわき市外壁塗装・屋根塗装専門店のプロタイムズいわき店です！

今回のブログを執筆させていただく

外装劣化診断士の田中です！

塗装のお見積りをもらった際、仕様に「下塗り」をいう項目を目にすることがあると思います。

実はこの下塗りが塗装の良し悪しを決める大きなポイントとなるのです。

■下塗りとは？

そもそも下塗りとは、実際に表面に塗られ家を保護する仕上げの上塗り材と外壁や屋根などをつなぎとめる接着剤の役目を担うものです。他にも下記の理由で使用されます。

①部材との密着強化
→上塗り用の塗料は密着力が弱いものが多いため、しっかりと屋根や外壁などに密着させ、剥がれにくくするために使用します。

②上塗り材の吸い込み防止
→外壁などが傷んでいると、上塗り材を塗っても吸収されてしまい表面に出てこなくなってしまうことがあります。下塗り材を先に塗布することにより、コーティングの役目を果たす上塗り材がしっかりと表面に出てくるようになります。

また、下塗り材自体にも「遮熱機能」などが付与されたものもあり、上塗材と合わせて機能性を付与することもあります。

■下塗り材の種類

下塗り材は種類があり、塗布する材質によってきちんと選ぶ必要があります。

サイディングであれば「シーラー」、モルタルで軽微なクラックがある場合などは「フィラー」、また金属部であれば錆止めなど、元の下地と劣化状況によって使用する下塗り材の選定を行う必要があります。

※下塗り材の種類は次回投稿にてご紹介します。

加えて時折、下塗り材と上塗り材が同じメーカーのもので設定されてるがどうかも重要です。

塗料メーカーが自社の製品をきちんと実験し、組み合わせるために開発されていますので、下塗りと上塗りで使用するメーカーが違う場合は効果に関しての根拠がなくなってしまいます。

塗装のお見積を初めてご覧担った時は特に「内容を見てもよくわからない」事が多いと思います。わからないから業者に任せれば安心・・・ではなく、ご自身も正しい知識を身に着けて説明を受けることが重要です。

プロタイムズいわき店では塗り替えの際に知っておきたい知識が学べる【無料セミナー】を開催しております。

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