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【いわき市】外壁汚れの原因と落とし方|放置NGの汚れと自分で掃除する際の注意点
2025年12月03日(水)

いわき・双葉・北茨城の皆様 こんにちは!
塗装専門店の株式会社郡山塗装プロタイムズ(プロタイムズいわき店)です!
マイホームを購入して十数年。
ふと我が家を見たら、外壁のあちこちに汚れが……。
そこで「外壁をきれいによみがえらせたい」と、汚れの落とし方や専門会社による外壁洗浄サービスについてお調べになっている方もいるのではないでしょうか。
外壁には住宅環境ごとに、さまざまな汚れが付着します。
しかし、原因ごとに適した洗浄方法でなければ、汚れをきれいに落とすことはできません。
さらに、自分で外壁の汚れを落とす際には、いくつか注意すべき点があります。
それを知らずに掃除をして、かえって外壁を傷つけてしまったり、どれだけがんばっても汚れが落ちなかったりということは多いです。
そうならないためにも、まずは外壁の汚れについて基本的な知識を事前に身に着けることをおすすめします。
ということでこの記事では、外壁の汚れとその落とし方について、外壁のプロがわかりやすく解説します。
▼この記事でわかること
- 外壁の汚れの種類と原因
- 外壁の汚れを放置するデメリット
- 外壁汚れを自分で落とす方法と注意点
「外壁の汚れをきれいさっぱり落としたい!」
「住宅を傷めず、やさしく汚れを落とせる洗浄方法を知りたい!」
「新築のような我が家を取り戻したい!」
このようにお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
1.外壁汚れの種類と原因|見逃してはいけない汚れとは?
まずは、外壁にできやすい代表的な汚れの種類を3つご紹介します。
①黒ずみ・黒っぽい汚れ(原因→雨だれ・排気ガスの付着)

②緑色の汚れ(原因→湿気によるコケや藻、黒カビの発生)

③白っぽい粉状の汚れ(原因→塗装の劣化によるチョーキング現象)

いずれも外壁が劣化しているサインとして「見逃してはいけない汚れ」です。
自分の家の外壁汚れに当てはまらないか、ぜひご確認ください。
また、これらの外壁汚れを放置するとどうなるか、といった外壁を掃除する必要性についても解説します。
①黒ずみ・黒っぽい汚れ|雨だれ・排気ガスの付着
外壁にできた、おどろおどろしい黒い汚れ。
その原因には「雨だれ(雨水が流れ落ちたような線状の汚れ)」や「排気ガスの付着」といったものが挙げられます。
「雨だれ」とは、外壁についたさまざまな汚れ(排気ガスや砂塵、土ぼこり、花粉など)が雨水に混ざって流れ落ち、そのまま乾燥することでできる筋状の汚れです。
大きな道路沿いの住宅では、車から出る排気ガスが外壁に付着し、黒い汚れとなる場合もあります。
②緑色の汚れ|湿気によるコケや藻、黒カビの発生
緑色の汚れは、コケや藻が繁殖していることが考えられます。
黒に近い緑色であれば、黒カビの可能性も考えられます。
特に、湿気が多い河川や山間部、庭に池がある住宅や周囲が田んぼの住宅。
そして、日当たりや風通しの悪い環境の外壁(北面の外壁など)や草木が多い庭のある住宅の外壁に、コケや藻、黒カビは発生しやすいです。
いわき市でも、山に近い住宅では注意が必要な汚れといえるでしょう。
また、凹凸の多いデザインの外壁材も、コケの胞子や藻、黒カビの菌が付着しやすいため、緑色の汚れが出やすいといえます。
▼凹凸が多いデザインの外壁材
-
-
- サイディング外壁
- モルタル外壁
- リシン・スタッコ外壁
-
なお、コケや藻、黒カビが発生するということは、外壁が湿気を帯びている状態。
つまりは、外壁の塗装が劣化し、外壁の防水性も著しく落ちていると考えてよいでしょう。
汚れを落とすだけでなく、再塗装の検討もおすすめします。
③白っぽい粉状の汚れ|塗装の劣化によるチョーキング現象
外壁に白っぽい粉状の汚れが見られたら、それは塗装が劣化している際に起こる「チョーキング」という外壁の劣化症状のひとつです。
外壁塗装には本来、塗膜(とまく:塗料が乾燥し固まった膜)を形成して、外壁(住宅)を太陽光や雨風、砂ぼこりといった環境ダメージから守る役割があります。
しかし、塗膜は月日とともに劣化して最終的には壊れてしまいます。
チョーキングは、塗膜が壊れ、中の顔料が粉状になって表に出ている状態です。
粉が薄く手につく程度であればまだ問題ありません。
しかし、びっしりつくほどのチョーキングは、外壁を守る塗装の防水性がほぼ失われている状態なので外壁洗浄だけでなく、早めの再塗装も必要といえます。
外壁の汚れを放置するとどうなる?
これらの汚れを放置すると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、外壁洗浄の必要性についてあらためて考えてみます。
①汚れが落としにくくなる
②洗浄費が高くなる
③外壁がさらに傷む
①汚れが落としにくくなる
外壁の汚れは、放置すればするほど、汚れが固まり定着します。
つまり、時間が経つほど汚れが落としにくくなってしまうのです。
例えば、排気ガスには油分が含まれており、ほかの空気中の汚れを吸着するため、放置すればするほど頑固な汚れへと成長していきます。
②洗浄費が高くなる
外壁の汚れを放置することで、後々の洗浄費が高額になります。
例えば、黒カビは放っておくと外壁の奥深くまでどんどん広がります。
奥まで広がった黒カビは、特殊な薬剤を使った洗浄でないと落とせません。
そうなると通常の洗浄費よりも高い金額を支払うことになります。
一般的な外壁洗浄(高圧洗浄)の費用相場は「200~300円/㎡」ほど。
対して、薬剤を使った高圧洗浄(バイオ洗浄など)は「500~800円/㎡」です。
そして残念ながら、ひどい黒カビは、それでも落とすことができません。
そのため、さらに漂白効果のある薬剤を使ったり、再塗装をしたりする必要が出てきます。
いずれにせよ、汚れを放置すると洗浄費が高くなることを覚えておきましょう。
③外壁がさらに傷む
外壁に広範囲の汚れが見られたら、すでに塗装が劣化している状態とお考えください。
もしかすると外壁自体が傷み始めている可能性もあるでしょう。
というのも塗装には、本来このような汚れを防止する効果もあるからです。
その状態のまま放置するということは、鎧をつけずに戦場に出るようなもの。
自然環境によるダメージにさらされ続け、外壁はもちろん、住宅の劣化はどんどん進行していきます。
そして、汚れのなかには、外壁をさらに傷めてしまうものも存在します。
例えば、水をたくわえる性質を持つコケや藻です。
水に弱い外壁にコケや藻が発生すると、外壁が劣化するスピードがさらに速まります。
もちろん、住宅の寿命も大きく縮めることになるでしょう。
汚れを放置し続けると、最終的には雨漏りや外壁の張り替え、住宅の建て替えといったさらに高額な修繕工事が必要となります。
2.外壁の汚れの落とし方|自分で掃除する際の注意点
外壁の汚れは、軽度のものであれば、自分で落とすこともできます。
軽度の汚れとは、雨だれや排気ガスによる薄い黒ずみ汚れです。
(小範囲であれば、コケや藻、カビの除去も可能)
ここでは自分で外壁の汚れを落とす方法と注意点を見ていきましょう。
外壁の汚れを落とす方法(掃除方法)
▼用意するもの
-
-
- 中性洗剤(食器用洗剤や浴室用洗剤)
- スポンジや柔らかいブラシ(洗車用など)
-
▼外壁掃除の手順
①ホースで外壁を水洗いする(水は上から下へかける)
②中性洗剤をぬるま湯で薄める
③水洗いで落ちなかった部分を②の中性洗剤を含ませたスポンジやブラシで洗う
④すぐにホースの水でよく洗い流す
黒ずみの汚れは油分が含まれているため、中性洗剤が有効です。
また、外壁専用の洗浄剤を使用するのもよいでしょう。
その場合は、説明通りの手順で行なってください。
なお、小範囲のコケや藻、カビには専用の洗浄剤を使い、掃除のあとに防止スプレーの散布をおすすめします。
自分で外壁を掃除する際の注意点
①汚れが落ちない場合は無理しない
②高所の外壁洗浄はしない
③家庭用高圧洗浄機の水圧調節に注意
④外壁やシーリングにひび割れがあったら掃除しない
①汚れが落ちない場合は無理しない
汚れが落ちないからとブラシで強くこすったり、酸性や強アルカリ性といった強力な薬剤を使ったりするのはやめましょう。
かえって塗装や外壁を傷めてしまいます。
このように汚れが取れないのは、何らかの理由があると考えましょう。
別の方法でなければ落ちない汚れの可能性や、頑固な汚れに変化していて外壁に強く付着している可能性などです。
その場合、無理に自分で落とそうとするほど塗装や外壁が傷つきます。
また、たとえ汚れが落ちたとしても、カビ菌やコケ、藻の根が外壁の奥に残っており「すぐに汚れが再発してしまった!」なんてことも。
その点で、外壁洗浄の会社は、外壁の汚れや洗浄方法について熟知しています。
すっきりと確実に汚れを取り除けるという点では、安心といえるでしょう。
②高所の外壁洗浄はしない
基本的に、高所の外壁掃除を自分でするのはおすすめしません。
まず、転落事故の可能性があるからです。
どうしてもするのであれば、必ず2人以上で作業してください。
そして1人は、足元の脚立をしっかり支えましょう。
もう一つは、汚れが周囲に飛んで車や庭が汚れてしまうからです。
ときにはお隣さん宅に汚水が跳ね、ご近所トラブルに発展してしまうケースも。
外壁の洗浄を依頼すると、必ず汚水が飛び跳ねないよう「飛散防止シート(飛散防止ネット)」を設置します。
さらに信頼できる会社であれば、事前にご近所へ挨拶も行なってくれます。
③家庭用高圧洗浄機の水圧調節に注意
外壁洗浄の会社でも使用される「高圧洗浄機」。
昨今では、家庭用の高圧洗浄機が普及しているため、自分で洗浄しようと考える方もいるようです。
ただ、この高圧洗浄も意外と技術と経験が必要で、例えば水圧の調節をしないと、きれいな塗膜や外壁まで傷めてしまいます。
外壁洗浄を行なう会社は、その点もしっかり熟知しているというわけです。
高圧洗浄機を使う場合は説明書をよく読み、水圧調節に細心の注意を払いましょう。
④外壁やシーリングにひび割れがあったら掃除しない
外壁やシーリングにひび割れがあると、そこから水が入ってしまう可能性があります。
なお、シーリング(コーキング)とは、外壁の目地や窓などの開口部との接続部分に使われているゴム状のものです。

▼ひび割れた外壁のシーリング
引用:スタッフブログ|【いわき】シーリング劣化(藤本)外壁塗装・屋根塗装・塗替え専門店 プロタイムズいわき店
外壁材によって水に弱いものがあるため、少しの水が浸入するだけでも大きなダメージとなります。
というのも一度、外壁内部に入った水は排水されにくく、湿気でカビや害虫の温床になってしまうことも少なくないからです。
外壁やシーリングに劣化が見られたら自分で外壁を掃除するのではなく、まずは外壁の補修をしてくれる塗装会社に相談をしましょう。
当店では外壁洗浄はもちろん、外壁のひび割れやシーリングの補修にも対応しています。

いわき市で外壁の汚れが気になっている方は、まず外壁のプロによる無料の「住宅診断」を考えてみてはいかがでしょうか。
当店の住宅診断では、住宅の状態を「外装劣化診断士」と呼ばれる有資格者が調査します。
▼当店の住宅診断「お家の健康診断(無料)」の流れ

外壁洗浄や補修の必要性を専門家の視点で判断してもらえるため、
「自分で外壁の汚れを落とそうとしたら、急に雨漏りしはじめた!」
といった心配もありません。
住宅診断は「無料」でご利用いただけます。
まずはお気軽にお問い合わせください。
3.再塗装が必要な外壁|築10年前後の住宅は外壁洗浄+塗装がおすすめ
すでにお伝えしたとおり、自分で落とせない汚れや広範囲に及ぶ汚れは、塗装が劣化しているサインです。
その場合、外壁の劣化が進行しないよう、外壁洗浄に加えて「再塗装」も検討しましょう。
特に、築10年前後で一度も塗装をしたことがない住宅は、再塗装をおすすめします。
新築時に使用される一般的な塗料の寿命は、約10年前後であることが多いからです。
住宅がある環境や気候、外壁材、工事品質によっても変わりますが、すでに塗装の劣化が始まっている可能性があります。
また、ひどい黒カビやコケ、藻といった汚れ、チョーキングや色あせのような劣化の様子が見られる場合も再塗装のベストタイミング。
いずれも塗装が劣化している際に見られる現象だからです。
外壁塗装の工程のなかにも外壁洗浄はあるため、築10年前後で汚れや劣化がある方はまず塗装会社に相談してみてはいかがでしょうか。
外壁の汚れがきれいになっただけでも、お家の雰囲気は驚くほど変わります。
当店でも、外壁洗浄と塗装をした方が、新築の頃のように明るくよみがえったマイホームを見て、
「気持ちまでさっぱりとさわやかな心地になった」
「日々の暮らしに彩りが出た」
と非常に喜んでいただくことが多いです。
福島県いわき市で外壁の汚れが気になっている方は、まず株式会社郡山塗装プロタイムズ(プロタイムズいわき店)にご相談ください。

外壁洗浄のみで問題ないか。
それとも塗装が必要か。
「外装劣化診断士」が外壁の状態を丁寧に確認し、お住まいに最適な方法をご提案いたします。
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