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【いわき市】スレート屋根の塗装は慎重にpart2(五十嵐)

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皆様、おはようございます!

8月も残りわずかとなり、ヒシヒシと夏の終わりを感じるようになってきましたね~

平成最後の夏でしたが、皆様はいい思い出を作ることが出来ましたでしょうか!

私は今週末に友人とのBBQがありますので、そこで最後の夏を思いっきり堪能したいと思います!

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さて、今日の本題に入ります!

前回までは、ノンアスベストのスレート屋根を塗装する際には、瓦の状態に注意して塗装するかどうか見極めましょう!

というお話をいたしました。

前回のお話の繰り返しになりますが、
スレート屋根に「層間剥離」という症状が発生している場合には 塗装を行う事はオススメしません。

層間剥離の症状は、塗装では直すことが出来ず、塗装をしたとしてもすぐに剥離が発生してしまいます。

 では、層間剥離が発生しているスレートをメンテナンスする場合には、どの方法が良いのでしょうか………!

それは…

屋根のカバー工法です!

今ある屋根の上にもう一度新しい屋根を作って、傷みの激しい屋根をすっぽりと覆ってしまうのが、カバー工法です。
こちらは、「重ね葺き」とも言われます。

このカバー工法は、これまでの屋根を撤去する必要が無く、撤去工事、廃材処分費がカットできるため、非常に経済的に工事を行う事が出来ます。

また、その分工期の短縮にもつながります。

カバー工法のメリットはそれだけではありません。

屋根が二重になっているために、遮音性や断熱性も高まります。

これだけ聞くと、いい事ずくめのようにも聞こえますが、カバー工法にはいくつかの注意点もあります。

まず、このカバー工法ですが、施工を行う事が出来ないケースもあります。

それは、屋根に和瓦が葺かれている場合と屋根の下地が激しく傷んでいるケースです。

基本的に和瓦の屋根は重ね葺きではなく、葺き替えを行うことが
一般的です。
そのため、カバー工法を行う事に適しておりません。

また、下地の傷みが激しいという事についてですが、
カバー工法は、既存の屋根をすっぽり覆う工法であるために、
もともとの屋根の傷み自体はそのままになってしまいます。

そのため、屋根の下地が傷んでいる場合ですと、
新しい屋根を取り付ける際に、上手く留める事が出来ない
といった事になってしまいます。

また、屋根の上に新しい屋根を作ることになるので、屋根の重量は増加し、建物への負担は大きくなります。

しかし、カバー工法を行うことの出来る屋根は瓦等に比べて重量の軽い屋根ですので、そこまで心配する必要もないかと思われます。

カバー工法を行う時は、専門の業者にしっかりと診断をしてもらい、カバー工法が適切か否かを判断してもらってから施工するようにしましょう!

さて、次回はもう少しカバー工法についてお話したいと思います!


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前回の記事はコチラ!

それでは皆様、また次回お会いしましょう!

さよ~なら~(*^^)ノシ

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